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導入事例

不登校・高校中退からの大学受験に
ぴったりだと思います。

パーソナルアカデミー 谷塾長

ベリタスを導入された経緯について教えてください。

その1 〜自宅で学習できる〜

 不登校や高校中退、ひきこもりを経験した子ども達(以下、不登校生とする)が、もう一度社会に戻ろうとするとき、他人と関わっていくことはかなりたいへんなことです。学校に行っていない期間やひきこもっていた期間が長ければ長いほど、他人と関わることは不安感も大きく、本人にとっては大変なことで、実際に他人と関わることができるようになるまでの時間は長くなってしまいます。

 また、不登校生が社会に復帰する道を大学受験と考えたとき、自分で学習をできるのであれば何も問題はありませんが、長い間、他人と関わることができず、学校にも塾にも通えていないため、どのように学習したらよいのか、どこから始めればよいのかがわからない生徒がほとんどです。そこで、塾や予備校に通うことを考えますが、通うことに決めればどうしても他人と話さないわけにはいきませんので、なかなかそう簡単に決断することができません。
また、基本的なことも学習していなかったり忘れていたりするので、いきなり大学受験の難しい内容を学習しようと思っても、とてもできるものではありません。

 べりタス・アカデミーの映像授業に出会ったときに、まず思ったことは「これなら調子が悪く、人に会うことがどうしても辛いときでも自宅で学習ができる!」ということです。不登校生は元気になったといっても、まだまだ、本当の意味で元気だというところまではいかない状態のときに通い始めているので、弊社に通うことができない日も初めのうちは多いのです。そんなときでも、少しでも自分のペースで学習を進めることができる、これは不登校生にとってはとてもうれしいことだと思います。実際には弊社を休んだ日には、自宅で映像授業を見て学習をすればよいのですが、たとえそれができなかったとしても、「自宅でもやろうと思えばやれる」というとても大きな安心感が得られるので、それだけで「次はがんばろう!」という意欲につながるのです。

その2 〜習っていないところの授業を受けることができる〜

 不登校生の抱える問題として、学習をしていない内容が多い、ということがあります。不登校などによって、中学を長期間欠席したり、高校を辞めてしまったりしたために、学習ができていない範囲がかなり多くあり、高卒認定試験(旧大検)や大学受験を考えても、全く学習していないところからのスタートになってしまいます。それを、自分で最初から学習することはかなりの困難です。また、一人ひとりの学習状況や進度が異なるため、一斉授業で学習することも正直難しいのが現状です。ベリタス・アカデミーの映像授業は個別指導用に授業をされているので、一人ひとりの言わば「プライベートレッスン」として、不登校生がまだ学習をしたことがない内容について、基本から授業を受けることができるという意味では画期的だと思います。

その3 〜基本的なことを省かない、とことんまで丁寧な授業が受講できる〜

 単に映像授業として未収範囲の学習をするのであれば、他の予備校系の映像授業などでもいいわけです。しかし、不登校生にとっては、一度も学習したことがないだけでなく、それに関係する内容も学習したことがないことが多いため、授業に関係することがすべて盛り込まれていなければ、結局のところ「わからない」、ということになってしまいます。その点では予備校系の映像授業は正直なところ全く使えません。ところが、ベリタス・アカデミーの映像授業は 「カリキュラムの制約がない。」 「電子ホワイトボードを使っている」  ことから「基本を省かず徹底的に丁寧な授業」なのです。例えば、坂木先生の「英文法の神」ではわかりきったことかもしれませんが、「3単現のsを忘れない」と中学生でもわかることまで時には盛り込んであります。このような授業であれば、全く学習していなかったり、基本が定着していなかったりする状態であっても、基本事項からしっかりと理解し身につけることができるのです。また、一斉授業を長い間受けていない不登校生にとって、黒板やホワイトボードを写しながら理解を深めていくことは、書き写すことに時間がかかり、かなりの負担になります。ところが、「電子ホワイトボード」により、書き写す部分の量も少なく、かつ、大切なポイントに絞られているため、負担が少なく、とても授業を理解しやすいのも、他の映像授業では考えられない点です。

ベリタス導入の効果について教えてください。

 不登校生にベリタス・アカデミーの映像授業を受講させてみた、一番の成果は、とにかくものすごく一生懸命にベリタス・アカデミーの授業で学習をすることです。理由は「すごくわかりやすい」からです。具体的にどのようにわかりやすいかを聞いてみたところ、

1.不登校生が通常の一斉授業や映像授業ではわかりにくいと思われる基本的なことがらについて一つ一つ丁寧に説明があること。
2.単なる板書ではなく、図・表などをたくさん盛り込んであるためにわかりやすいこと。
3.わかったかどうか必ず各講の最後に演習があり確認ができること。
4.わかっていないところを何度も繰り返し見ることができること。

 などがありました。実際の授業では個別指導でベテランスタッフが映像授業を見ている間も生徒の横について、映像授業でもわからないところをその場で解決するようにしているので、より理解できるようです。また、あまりにも難しく感じる場合は、同じ範囲の教科書や易しい参考書を使い、少し予習をしてから見るようにしてもらっています。

 ベリタス・アカデミーの映像授業と、ベテランスタッフによるフォローで不登校生に大学受験をとても身近に感じてもらえるようになりました。これからもこのベリタス・アカデミーの映像授業という「大きな武器」を不登校生と共にうまく活用して、彼らの夢の実現をサポートしていきたいと思っています。